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春の『デッサン講座』開催


 3月18日(土)に『デッサン講座』を開催しました。

 新高校1・2・3年生を対象とした4時間の静物デッサンで、初心者、経験者が同じ条件のもとデッサン力を競う催しです。

 道外の芸大・美大に合格して部屋探しから帰ってきた学生も、受験を終えたばかりで結果待ちの学生も、描き納めということで多数参加してくれました。来年受験の後輩たちにとっては良い刺激となったことでしょう。

モチーフ画像
デッサン講座風景

 モチーフは、ロゴが印字された紙袋、フランスパン、レンガ、瓶、りんご、パパイヤなど。短時間で物の形を的確に捉えること、構図をうまくトリミングすること、質感や色味の種類が異なるものの描き分け、鉛筆の色幅が出せているか、などがポイントとなります。

デッサン講座講評会

 最後は揃っての講評会。

 受験を終えたばかりの学生がやはり上位にいるものの、新高校1年生も健闘しました!

 ところで、ひとえにデッサンと言っても、その先にどのような目的があるかによって、デッサンの良し悪しの見方が変わることはご存知でしょうか?

 例えば、彫刻をつくりたいという目的がある人は、質感よりも立体感や量感に重点をおいたデッサンが求められます。一方、プロダクトデザインを目的とする人は、形や質感などが第三者に伝わることを重点とするため、より形の正確性が求められます。そして絵画などの作品づくりを目的とする人は、画面の構成やバランス、線の面白さや視点の独自性などを重視したデッサンが求められるのです。

 このようにデッサンの評価基準はひとつではありませんが、物の見方、捉え方の基礎という点では美術界の共通言語と言えます。これから美術系を志す高校生のみなさんにはぜひコツコツと頑張ってほしいと思います。そして、進学が決まった卒業生のみなさんは、ここで培った力をバネに、次のステップに羽ばたいてください!

。。。と、まとめに入ってしまいましたが、上位3名のデッサンです。

ここまでデッサンの評価基準はひとつではない!と言っておきながらやっぱり順位はつけるのです。

(…え、矛盾してるって?笑

デッサン1

デッサン2

デッサン3

3名には、SATSUBI紙袋にフランスパン、クロワッサン、メロンパンのセットをプレゼント!

モチーフに使ったパンではないので、ご心配なく(^^;

(パン・オ・トラディショネルのパンです。美味しいよ~)

みなさん『デッサン講座』参加ありがとうございました!

【おしらせ】

3月27日(月)からは春期講習会がはじまります。

美術、デザインに興味のある高校生のみなさん、春から一緒にはじめてみませんか?

資料請求はこちらから→→→春期講習会

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