【受験科夜間部】5月の授業風景
- 講師Y
- 2018年6月3日
- 読了時間: 2分
5月の授業内容は『着彩静物』と『白いモチーフのデッサン』が課題でした。
『着彩静物』は、ぬいぐるみや色水が入ったガラス瓶、鮮やかな柄布など、カラフルなモチーフを用意しました!
油彩専攻の人はキャンバスに、紙に描く人は水彩・アクリル・クレヨン・パステル・カラーペンなど自由に画材を組み合わせて描いてもらいました。
↓こちら生徒作品です




同じモチーフであっても、みごと十人十色の表現で応えてくれました♪
次の課題は『白いモチーフのデッサン』
このデッサンのポイントは、構図(どのようにトリミングするか)、色の幅(白いモチーフを前にどれだけ濃淡が出せるか)、空間感(手前と奥の物の描きわけ)、質感(石膏・布・発泡スチロールなどの違い)を考えて描くことが大切です。




デッサン初心者は構図で悩んだり形がうまくとれなかったり、経験者でもなかなか濃い色がつけられない、また逆に、色が強くなりすぎて白いモチーフに見えなかったりと、苦戦している様子でした。
しかしながら、各々が今の自分に足りないスキルがはっきりわかるモチーフでもあったと思います。
鉛筆の色幅を増やす、光源の方向を考えて影の強さを調整する、物の置かれている位置関係からコントラストを調節するなどデッサンに求められるスキルはたくさんあります。
デッサンは経験の積み重ねが大切なので、これからコツコツ頑張っていきましょうね!
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