9月29日(土)に高校生・高卒生を対象とした『デッサンコンクール』が行われました。
この時期のコンクールは毎年恒例となっていますが、これまで培ってきたデッサン力を試す良い機会となります。学年、経験値を問わず皆同じ条件のもと行うことによって、初心者の学生は、まず構図と対象物の形をしっかりとらえる事を目標に、経験者はいま一度基礎を見直すきっかけとなることがねらいです。
デッサンは、構図、質感、立体感、空間感がポイントになります。
今回のモチーフは15㎏米袋と一斗缶をメインに、練炭、ペットボトル、おもちゃかぼちゃなどボリュームのあるモチーフでしたので、構図の入れ方(トリミング)と、4時間の制作時間の中でどれだけ完成に持っていくことができるかが評価の差がつくところになるでしょう。
今年は教育大学の推薦受験を考える生徒が多いため、本番を意識したモチーフに挑戦してもらいました。
制作後は作品を並べての講評会。
この度は経験値の有無がそのまま評価に繋がった様子でした。
短い時間内で的確に構図を決めるにはそれなりの経験値が問われますので、初心者には難易度の高いモチーフでしたね。
しかし、一生懸命モチーフを観察し粘り強く描き込み、完成に持って行こうとする姿勢が感じられる作品は、荒削りでも好印象を感じます。
結果が出せた人も、そうではない人も講評会でのアドバイスをもとに新たな気持ちでスタートしてほしいと思う講師陣なのでした。。。
上位3作品は、比較的構図が見やすくバランス良く描けている作品が選ばれました。
さて、今回の景品は。。。
米!はさすがに重くて喜ばれないかと思い(いつもはモチーフにまつわる景品なのですが)
『インスタントラーメンセット』をプレゼントしました(^^;
3週間前には大きな地震がありましたので、備蓄するもよし、受験期の夜食にするもよし、ぜひ美味しく食べてくださいね〜。
たくさんのご参加ありがとうございました。そしてお疲れさまでした!